「小説を、映画を、鉄道が走る」

  • 2017.07.10 Monday
  • 11:06

JUGEMテーマ:オススメの本

 

 

  「列車」にひょいっと乗って鉄道の旅をしてみたくな

  る1冊。

 

 

  それが川本三郎著『小説を、映画を、鉄道が走る』だ。

 

 

  便利とか効率ということばで夜行列車が、採算という

  ので路線がどんどん消えていく。ヨーロッパを見渡し

  てもこんな国はない。

 

 

  郷愁という名で消えた夜行列車や路面電車を語りたく

  ない。

 

 

  新幹線だと高揚感に包まれるが、夜行列車が動き出す

  時決まって何らかの寂しさに襲われたものだ。これを

  「旅情」と表現していいものか。

 

 

  物心ついた初めての夜行列車は中2の秋のこと。オヤ

  ジたちと上野駅発常磐線経由仙台行普通列車だった。

 

 

  0時発だった、あるいは23時55分発だったか。満

  席以上の混みようで新聞紙を通路に広げる乗客も。

 

 

  なぜ東北本線でなかったのかと考えれば、この列車し

  かなかったのかも知れない。

 

 

  ゆっくりゆっくりだった。自由席、硬い座席。それが

  妙に楽しかった。

 

 

  明るくなってもまだ仙台駅には着かなかった。

 

 

  あの時は住井すゑ作の『橋のない川』の何巻目かを鞄

  に忍ばせていた。

 

 

  瑞巌寺、松島遊覧。翌日中尊寺へ。旨いものを食べた

  覚えがない。金色堂に詣でて美しさに驚く。螺鈿細工

  を初めて見た。

 

 

  多感な時代に何でも経験をしておくことはよい。

 

 

  下北へ帰省する1人を見送って、帰りは特急に。

 

 

  あっけなかった。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

スポンサーサイト

  • 2017.09.16 Saturday
  • 11:06
  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -
    コメント
    あおさんいつもコメントありがとうございます。あおさんも「テツ」ですね。羽越線からの日本海側の車窓はいいですよ。ぼくは高校生の頃山形県酒田市へ旅をしたのですが、その時に急行「天の川」に乗りました。いい思い出です。まだ少しだけ寝台車がありますから乗りましょう!いいですよ。
    • まあやん
    • 2017/07/12 12:00 AM
     僕は、寝台列車に乗ったことがありません。いつか乗ろうと思っていたら、あれよあれよと間にどんどん廃止になってしまいました。2年(よくわかりませんが)ほど前、東北の日本海沿岸を走る寝台列車があったと思うのですが、その列車に乗ろうと思っていた矢先に廃止に…。今では、時間のほかに高額な予算まで必要になってしまいました。あぁ、寝台列車…。
    • あお
    • 2017/07/11 7:14 PM
    コメントする








        
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    PR

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << September 2017 >>

    にほんブログ村

    ブログランキング

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM