「をりとりて」

  • 2017.10.15 Sunday
  • 07:53

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        をりとりて はらりとおもき すすきかな

 

 

 

   飯田蛇笏の代表的な句の1つ。

 

 

   すすきを手折ることは難しいだろう。

 

 

   茶席ではシマススキやイトススキを籠に入れる。

 

 

   時期になれば持参したものだ。できるだけ下のとこ

   ろに挟みを入れ切ったすすきはたっぷり濡らした新

   聞紙にくるんで。

 

 

   「はらりとおもき」がいい。

 

 

 

 

「宮島へ行きたい!」

  • 2017.10.05 Thursday
  • 00:45

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   どこもかしこも今一度、あるいはお初で訪ねてみたい

   と願うが。

 

 

   昨年NHK『ブラタモリ』が安芸の宮島を取り上げた。

 

 

   とても興味深かった。

 

 

   厳島神社はどこまでも美しく瀬戸内、厳島の自然と人工

   物がよく対比していた。神社もゆっくり詣りたいが、ロ

   ープウェイを使って弥山(みせん)へ登ってみたい。島全

   体が花崗岩というのも実感したい。

 

 

   ロープウェイ万歳!

 

 

   「ブラタモリ」でタモさんを始め、男性に高所恐怖症が多い

   とか。かくいう自分もご多聞にもれずで。でも、この宮島の

   光景は見てみたいと。

 

 

   厳島神社は幸いにも今までに何度か詣でさせていただい

   た。平家一族が心血を注いで行ったといわれる「平家納

   経」の数々を今一度ゆっくりと時間をかけて拝見したい。

   千年というとてつもなく長い歳月を経ても美しいから。

 

 

   潮の干満もあちらの回廊を渡ると実感できる。

 

 

   宮島といえば、鹿ともみじ饅頭。

 

 

   もみじ饅頭といえば、藤い屋さんが好みで。餡が甘すぎず

   上品で周りの皮ととてもいい具合。にしき堂の「生もみじ」

   もいいなあ。焼き立てを一度いただいてみたいと思っている。

 

 

   宮島は以前は「佐伯郡宮島町」という島全体が1つの町だっ

   たが、廿日市市になっちゃって…。

 

 

   宮島に出向いたら、せっかくだから1泊するのが本当の旅の

   醍醐味というものだろう。老舗旅館「岩惣」の名前は幾度も

   聞き及んでいるし、宿のHPを見てもなかなかの宿に思う。

   瀬戸内海の新鮮な魚介類を使った食事が気になる。朝は紅葉

   谷公園を時間を気にしないで散策するとよさそうだ。ならば、

   紅葉の季節がいいだろう、

 

 

   厳島神社に詣でて、宮島口まで戻ったところで、あなご飯を

   食したい。この前は弁当を買って後でだったが、やはりここ

   は店で熱々できたてをいただくに限るように思う。宮島口と

   いったらあなご飯で決まりなのだ。上戸ならクイッとビール

   なのかなあ。久しく食べてないから、急に食べたくなった。

 

 

   あなご飯、万歳!

 


   

「秋風の日本に…」

  • 2017.09.30 Saturday
  • 18:52

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       秋風の 日本に 平家物語

 

 

 

 

   は京極杞陽氏の句。

 

 

   豊岡潘の藩主家の出身で、戦後から終生豊岡に住ん

   だ。

 

 

   確かに平家物語は秋に似合うような気がする。

 

 

 

   「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹

   の花の色 盛者(じょうじゃ)必衰のことわりをあらは

   す…」で始まるが。

 

 

   「小督」、「祇王」にしても「忠度の都落ち」も秋風

   に似合う。

 

 

   いやいやそればかりではないだろうと、「平家物語」

   であるならば、「おごれる者は久しからず」という意

   味もこの俳句にはあるだろうと。さもあらなんと膝を

   打ったところだ。

 

 

   あと少しして紅葉の時期、嵯峨野は観光客であふれ、

   小督が弾く筝の名曲「想夫恋」に仲国が足を止める場

   面を思いやることは難しいだろうが。

 

 

   静かな季節に嵯峨野を訪ねるのはことさら風情があっ

   ていい。

 

 

   最終目的地を天龍寺にして湯豆腐を楽しむのもいいな

   あ。「森嘉」の豆腐を食べたくなった。

 

 

 

「ワープロ」

  • 2017.09.27 Wednesday
  • 10:22

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   今の中高年は既に現代史の生き証人のような気がする。

 

 

   きのう9月26日は「ワープロの日」だという。

 

 

   ワープロの登場に驚き、飛びついたのは書くまでもない。

   シャープの「書院」を使い続けた。PTAの原稿も書記

   さんがワープロで原稿を起こしてくれた。

 

 

   慣れて便利にした頃、もうパソコンが最前線に出てきて、

   「ワード」ができないと困ると会社の上役から言われて。

 

 

   「いえいえ、困るのはこっちなんですが」と言い返した

   いのをぐっとこらえての、またゼロからのスタートであ

   った。

 

 

   せっかく覚えた日本語入力をアルファベットに。

 


   それにしてもワープロって使い勝手がよかったような気

   がする。今は部品がなくなってきているそうで絶滅危惧

   種あたりかと。

 

 

   本当に便利にしていたと改めて思う。作家の小川洋子氏

   のエッセイに二十何枚かの原稿が、ワープロの操作の間

   違いで瞬時に消えてしまい改めて書いてみたが3枚分ぐ

   らい足りないという作品があった。

 

 

   携帯がいつの間にかガラケーからスマホになって、使い

   こなせないオヤジがここに1人います。若い世代には分

   かりにくいでしょうか?

 

 

   でも、ここ最近レコードが復活増産しているらしいから

   ワープロにも未来があるかも知れないとも思う。

 

 

   「ワープロ検定」が今でも開催されているのに驚いた。

 


   きのうのニュースで、ワープロ検定で事前に問題を学生

   に漏洩した大学名誉教授が依願退職していたとのこと。

 

 

   盛夏の頃のこと、これを読売新聞が報じたのだが。まさ

   か「ワープロの日」を狙って報道した訳ではないだろう

   な。もしそうだとしたら、いやな感じだなあ。

 

 

   閑話休題。

 

 

   フロッピーディスクは未だに記念品のように何枚か取っ

   てあって。

 

 

   あの中に広島で茶会の席持ちをさせていただいた会記や

   奈良で暑気払いをした際の献立が寝ている筈なんだ(笑)。

 

 

   起こしてみたいと思う。

 

 

   どなたかに借りればそれだけで済む話だが、それ自体が

   記憶の澱(おり)となっていた。たまたまワープロの話に

   なって、思い出した次第だ。

 

 

   忘れていればそのままごみとして処分されてしまうのだ

   が。自分が行動すれば文字として浮かび上がってくるだ

   ろう。立ち上がらせたら……?

 

 

   期待わくわく立ち上げてみて、そこにとんでもないもの

   が現れたら、笑えなくなりそうだ(笑)。ヤバイものはな

   いだろうが。

 

 

   それにしても。

 

 

   携帯電話がガラケーからスマホに変わるのも経験した生

   き証人のまあやんである。これからどんな変化が待ち受

   けているのだろうか?

 

 

 

 

 

「鈴木春信展から、あれこれ」

  • 2017.09.25 Monday
  • 11:51

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   暑さ寒さも彼岸までというが、きょうがその彼岸の

   お中日という土曜日。

 

 

   「秋分の日」となった一日。

 

 

   まだ雨が残った空のそんな1日、親友になってくれ

   た青き空氏と常の如く待ち合わせ。

 

 

   しかもいつもより1時間前に。

 

 

   なんたって千葉市まで出向こうというのだった。

 

 

   千葉市美術館で10月23日(月)まで開催中のボスト

   ン美術館浮世絵名品展『鈴木春信』を見に行こうとい

   うのだ。

 

 

   何しろ多摩地域出身のまあやんにとって千葉市は遥か

   に遠い地。江戸川を越えれば千葉県だとは頭では分か

   るが。

 

 

   さて。鈴木春信だが。

 

 

   京都で絵を学び江戸に出て、人生の最後約10年を浮

   世絵師として活躍したようだ。比較的裕福で、近くに

   住んでいたあの平賀源内とも親しかったという。

 

 

   作品の8割が海外に流出しているそうで、今回はボス

   トン美術館から里帰りしたものが展示されている。多

   色刷り木版画でその色数も後半になるにつれて多くな

   る。

 

 

   また「絵暦」や「見立て」が多く、自分が江戸のこと

   をもっと知っていればさぞかし楽しかっただろうと。

   それにしても和歌や俳諧の発句が作品ごとに書かれ江

   戸の人々が字を読んでいたことを改めて知った。

 

 

   45歳で突然この世を去ったそうで、北斎のように長

   命だったらその後どんな世界を展開しただろうか。

 

 

   『寄菊 夜菊を折り取る男女』を推したい。

 

 

   漆黒に浮かぶ若者と娘。菊泥棒の怪しい情感と。いい

   ではないか。

 

 

   江戸時代が再評価されてきているというが、これから

   もっと深く研究されることを望む。

 

 

   これだけの展覧会と雑誌やSNSで取り上げられてい

   るから、2人で混雑していたらどうしようと囁いてい

   たがとんだ杞憂で、些か拍子抜けの態。期日が遅くな

   るにつれて混んでくるのか。

 

 

   併設の『江戸美術の革命―春信の時代」にはまあやん

   ガ追っかけをしたい伊藤若冲の作品が2点展示されて

   いた。

 

 

   《鸚鵡図》は胡粉の色、そして紅、緑が色鮮やかで一

   際目を引く。これは床に掛けて観たいものだ。さほど

   大きくは見えないがおそらく2間はないと駄目だろう。

 

 

   そしていつぞやテレビ東京の『美の巨人たち』で放送

   された『乗興舟』が少しだけだが、「八幡」付近が出

   ていた。黒と白だけのモノトーンの世界。それも空を

   黒で反転させて描く、謎の作品と言われる。若冲が京

   都相国寺の大典和尚と淀川を舟下りしたときの思いを

   描いている。これが千葉市美術館にあるのをすっかり

   失念していた。

 

 

   青き空氏に深く感謝している

 

 

 

 

 

「馬鈴薯の顔で」

  • 2017.09.21 Thursday
  • 11:08

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       馬鈴薯の顔で 馬鈴薯掘り通す

 

 

 

   は永田耕衣氏の作。

 

 

   ジャガイモも品種改良が進んだり、新種が登場してき

   て昔に比べたら格段に旨くなっていると思う。北海道

   に行けば、「メイクイーン」や「男爵」といったおな

   じみを始め、「インカのめざめ」といったもの、初め

   て聞く名前のものが直売所などでは当たり前に並んで

   いる。

 

 

   子どもの頃食べた塩ゆではさほど旨くなかった。塩茹

   でといえば、バターを乗せるという話を聞くが、そん

   な洒落たことはしたことがなかった。茹でたものをざ

   るに盛ったそんな粗野なものだった。

 

 

   北海道産でない、近くの農家が作ったものだったよう

   に思うし、あるいは両親が作っていたようにも思う。

 

 

   時代が違うからさすがに弁当に茹でじゃがが登場する

   ことはなかったが。

 

 

   三浦綾子氏作の『銃口』だったと思うが、家が貧しい

   少年が遠足で茹でじゃがいもだけの弁当にを持ってき

   て、隠して食べているのに主人公の教師が気づいて自

   分の握り飯とばぐりっこ(交換)と称して食べさせる場

   面がある。

 

 

   そんなことを思い出す。

 

 

   「馬鈴薯の顔で」で日に焼けた農夫の顔を思い浮かべ、

   やがて何故か親父の顔になってきた。早くに農業を止

   めて事業を立ち上げたオヤジだったが、本当は土が好

   きだったのだろう。

 

 

   また、「馬鈴薯掘り通す」というところで、意志の強

   さを感じるのだがどうだろう。百姓としての矜持とで

   もいうのか。

 

 

   ジャガイモはおうちカレーやシチューには欠かせない

   存在。

 

 

   旨くなった馬鈴薯をありがたくいただくことにしよう。

 

 

 

 

 

「敬老の日だろうが、老人の日だろうが」

  • 2017.09.16 Saturday
  • 14:05

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   その昔「敬老の日」は9月15日だった。

 

 

 

      年寄りの日と 関わらず わが昼寝

 

 

 

   は石坂友二作の一句。

 

 

   大方の老人はこの日をそれほど歓迎してないだろう。

   お仕着せがましさが過ぎてるから。

 

 

   その上、ハッピーマンデーとか第3週の月曜日とな

   ったら…。誰がハッピーなのか分かりゃしない。

 

 

   自分もいつの間にか該当者になりつつあって。余計

   にそう思うようになってきた。

 

 

   間違ってもひねくれ者の戯れ言じゃあはあんめい(笑)。

 

 

 

 

   映画『人生フルーツ』を観たいなあ。

 

 

 

 

    https://www.youtube.com/watch?v=Y6geEC5-p44

 

 

「バス、あれこれ」

  • 2017.09.13 Wednesday
  • 11:01

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   twitterにツイートをしていて、つくづく自分は乗りも

   の好きだなあと思わされた。

 

 

   例えば、バス。

 

 

   子どものころの遠足の時には一番後ろの一隅を占めて

   だったが。

 

 

   生来比較的トイレが近くて、近頃は専ら前方の通路側

   に席を占める。予約が必要な時はまず通路側を押さえ

   る。窓側が埋まらなければラッキー。

 

 

   前方通路側席でいざ出発!

 

 

   まあやんが子どもの頃、既にボンネットバスは殆どそ

   の姿を消していたが、たまにまるで気まぐれのように

   路線バスでめぐって来るとそれはうれしかった。

 

 

   映画『二十四の瞳』にボンネットバスが登場すると思

   いきや、木下恵介監督作品ではまるで箱が走っている

   ような車体で驚いた。

 

 

   時代は移るだ。

 

 

   また、車掌さんも消えつつあり、ワンマン化が進んで

   いた。

 

 

   夜行バスの旅もしたことがある。

 

 

   関西や広島に出かける際に使ったが、疲れは翌日消え

   ず、これからは使わないだろうと思う。

 

 

   新宿発、三原行きに乗ったことがあったが、まだ山陽

   道が全面開通してなくて、中国道を岡山あたりまで走

   ったのではなかっただろうか。

 

 

   対向車のヘッドライトが眩しくて熟睡はできなかった。

 

 

   最後に。

 

 

   バスといえば。はとバスで東京観光をしてみたいと思

   っている。

 

 

   東京に住んでいるからといって「東京」を知っている

   訳ではない。

 

 

   断片的にというかかけらの如くにしか過ぎない。

 

 

   たくさんのコースバスがある。

 

 

   自由は利かないが観光バスも好き。赤坂迎賓館見学ツ

   アーなんてあるんだ。川崎の工場の夜の姿や、外国人

   向けの英語のみのバスなんて面白そうだ。

 

 

   普段行けないところへ行ってみたいなあと、ネットの

   サイトを眺めていて思った。それに観光バスはワンマ

   ンではないからね。

 

 

 

 

「帰省はポケモンジェットで」

  • 2017.09.12 Tuesday
  • 11:08

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   ポケモンジェット機に乗ったのは夏休み。

 

 

   ことあるごとにポケモンジェットに乗りたいと息子た

   ちがせがんできたのも懐かしい小学生時代だが。

 

 

   そこまでいうなら、いささか遠回りだが帰省のついで

   に、ポケモンジェットに乗ってみようかと、ある夏長

   男と連れと3人で福岡へ飛ぶことになった。次男は先

   に新幹線で出発して田舎で待機していた。

 

 

   あのころはマリンジャンボが就航していてカッコよか

   った。

 

 

   羽田空港で実物を見た息子は「やった〜」という雰囲

   気だったが、機内にはいると意外に落ち着いて。

 

 

   そりゃそうだ、さほといつもの飛行機と様子が変わる

   でもなく(笑)。

 

 

   オヤジはポケモンジェットのポストカードをいただい

   て喜ぶ(笑)。

 

 

   あっという間の1時間40分の飛行機の旅だった。

 

 

   空港から天神まで地下鉄ができて初めて乗ったのだ

   った。
 

 

   せっかく福岡に行ったのだからと柳川まで西鉄に揺

   られて。堀割めぐりを楽しませようとしたが暑くて。

   息子も連れも気分は今一つだったらしい。

 

 

   その後、名物の鰻を大いに勧めたところ、連れも愚

   息も口に合わなかったらしくいまだに笑いの種にさ

   れる。確かに自分でも「あれ?こんなんだったっけ

   ?」と思ったのだが。

 

 

   けちょんけちょんである。

 

 

 

 

 

 

「『魏志倭人伝』の気分で」

  • 2017.09.11 Monday
  • 11:11

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   水上交通といえば。

 

 

   韓国への旅で。

 

 

   その時は慶州を中心に行ってこようと。

 

 

   釜山、慶州へは成田から大韓航空で金海空港へ。

 

 

   帰路はせっかくだから釜山からフォバークラフトの

   ビートル号』で帰ろうと。

 

 

   博多港まで約3時間の船旅。揺れもなく快適そのもの。

 

 

   まさに『魏志倭人伝』の世界。

 

 

   当時の人は同じ行程を何日もかけて旅したのだ。

 

 

   出入国も空港よりずっと旅情があってよかった。

 

 

   子どもたちは何を感じたろう。

 

 

   連れは…?

 

 

 

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